ITビジネスにおいて重要な「デジタルマーケティング」とは?手法やポイントなどを徹底解説!

「デジタルマーケティング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。デジタルマーケティングとは、ITやインターネットアプリなど、あらゆるデジタルなものを活用したマーケティング手法のことです。かなり広い概念で、メール・チャット・SNSといった従来のものから、AIやVRなどの活用も含まれます。今回はそんな「デジタルマーケティング」について徹底的に解説。注目されている理由からWebマーケティングとの違い、手法や成功のためのポイントなど、さまざまな観点からデジタルマーケティングをご紹介します。

なぜ「デジタルマーケティング」が注目されているのか?

そもそもなぜデジタルマーケティングが注目されているのかについて解説しましょう。注目されている理由としては、IT化という社会の変化によるところが大きいといえます。

インターネットは巨大なビジネスの場

昨今、インターネットは世界的に広がっており、スマートフォンの普及も相まって、いつでもどこでもインターネットを楽しめるようになりました。調べものはもちろん、動画やゲームといったデジタルコンテンツを利用している方も多いのではないでしょうか。こういったコンテンツには「広告」もよく見かけると思います。企業はお金を出して広告による宣伝を行なっているので、広告があるところにはビジネスがあるということです。今やインターネットが、巨大なビジネスの場と化しているのは、誰の目にも明らかでしょう。

デジタルマーケティングは身近にあふれている

旅行先で「お腹が減ったな」と感じたとき、その場でグルメサイトを見ながら、近隣の良さそうなお店を探すことも可能です。実はこれもデジタルマーケティングかもしれません。飲食店がお店の情報をネットに載せることで集客を図っていれば、「インターネットを使ったマーケティング手法」といえるからです。また、町の小さなお店がHPを持っていたり、SNSやブログなどをやっていたりするところもよく見かけます。デジタルマーケティングは、大企業から個人経営のお店まで、誰でも簡単に着手できるマーケティング手法なのです。

ITビジネスでは不可欠

このようにデジタルマーケティングは、多くの企業で特に意識することなく行われているもの。もはや当たり前となっている手法なので、逆に着手していない企業のほうが珍しいくらいです。もちろん必要かどうかは業種にもよります。ただ少なくともITビジネスの業界では、デジタルマーケティングが不可欠だといえるでしょう。

ビジネスに便利な技術やサービスが続々登場

昔に比べ、データの収集・分析がしやすくなりました。そのため例えば、「顧客データや製品データから傾向を分析し、営業のアプローチに利用する」といったことも手軽にできる時代です。すでにさまざまなシステム、クラウドサービスなどが登場しており、上手に利用すれば大幅な業務改善やコスト削減が可能。今後もどんどん増え続ける見込みです。デジタルな世界で生き残っていくためにも、常に最新の情報にアンテナを張っておくと良いでしょう。

デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い

「デジタルマーケティング」に近い概念として「Webマーケティング」があります。両者はとても似ているので混同されやすいのも事実です。デジタルマーケティングについて知るうえで、ここの違いについてもご説明しておきましょう。

デジタルマーケティングの中の1つがWebマーケティング

Webマーケティングは、Webの活用に限定したマーケティング手法のことです。一方デジタルマーケティングは、デジタルなものをビジネスに活用していれば当てはまります。つまり、Webマーケティングはデジタルマーケティングの中の1つということです。デジタルマーケティングはWebマーケティングより広い概念だとイメージしてください。

似た言葉はたくさんあり、明確な定義はない

似た言葉としてはほかにも、「インターネットマーケティング」や「オンラインマーケティング」などがあります。これらは基本的にWebマーケティングと変わらない言葉という理解で問題ありません。Webマーケティングも明確な定義はなく、Webサイトを中心に使われている場合もあれば、インターネットを利用したビジネス全般に用いられることもあります。

低コストで大きな宣伝

Webマーケティングはデジタルマーケティングのなかの1つに過ぎません。ただ、やはりインターネットの力は偉大です。インターネットの世界ではまれに、「話題性のある話が拡散する」という現象が起きます。良い意味でも悪い意味でも、たった一人の放った一言が話題を呼び、多数のメディアで取り上げられることも珍しくありません。この現象を上手に利用すれば、ほとんどコストをかけずに大きな宣伝効果が期待できます。特に飲食店では、面白い看板、インパクトのある料理、美しい内装など、各お店が趣向を凝らして競い合っています。

デジタルマーケティングの手法を紹介!

次は、デジタルマーケティングの手法についてご紹介しましょう。代表的な手法には、以下のようなものがあります。

  • Webサイト

いわゆる会社のホームページ(HP)のことです。会社の概要や企業理念、製品情報といった情報を載せ、Web上の名刺代わりに使ったり、会社や商品の認知度アップに活用したりと、利用方法はさまざま。ただ、広義では企業が管理しているWebサイト全般をさすので、ブログやSNS、ECサイトなどが含まれることもあります。

  • ブログ

企業の経営者や広報部の担当者などが更新しており、企業からタイムリーな情報を発信する場としてよく利用されています。会社のことを詳しく知ってもらうためだったり、身近に感じてもらうためだったりなど、こちらも目的はさまざまです。

  • SNS

ブログ同様、タイムリーな情報発信に使えるツールです。その特性から、期間限定キャンペーンを告知したり、ブログやHPの更新をお知らせしたりなど、ほかのWebサイト系ツールととても相性が良いのが特徴。ただ、不適切な投稿がいわゆる「炎上」を引き起こすこともあるので注意が必要です。

  • コンテンツマーケティング(SEO)

企業のWebサイト上で記事を作成し、キーワード検索からの流入を狙って見込み顧客を獲得するという手法です。SEO(またはSEO対策)とは「検索エンジン最適化」のことで、記事上にうまくキーワードをちりばめることで検索結果での上位を狙う手法です。そうすることでアクセスを増やし、認知度アップや売上アップにつなげます。

  • メール

広告メールやメールマガジンなど、メールを通じて顧客にアプローチする手法もまだまだ健在です。Webサイト系の手法はほとんど、アクセスして読んでもらうという「受け身タイプ」なのに対し、メールは企業側から能動的にアプローチできます。

  • デジタル広告

検索エンジンでの検索結果画面に表示される「リスティング広告」、アクセスの多いWebサイトに貼られる「アフィリエイト広告」など、Webサイト上にはさまざまな形式の広告があります。取引して広告を出してもらうこともできますし、自社のSNSやメールに広告を貼ることも可能です。広告費用と期待できる効果のバランスを考え、上手に利用してください。

  • IoT

IoTとは、モノとインターネットをつなげた技術のこと。デジタルマーケティングにおいては、駅や街中で見られる「デジタルサイネージ」もそのひとつです。デジタルサイネージとは、ディスプレイを用いて情報を発信する電子看板のことで、ネットワーク対応機も多数。特に巨大なモニターから発信される映像は大きなインパクトがあり、広告としても大いに活用できます。

デジタルマーケティング成功のための5ポイント

デジタルマーケティングの成功のためには、押さえておくべきポイントがあります。次はそのポイントについてご紹介しましょう。

  • 目的の明確化

デジタルマーケティングの種類は多種多様。それぞれに特性や得意分野があり、コストもさまざまです。目的を明確にしておかなければ、効果の薄いマーケティングに無駄なお金をかけてしまいかねません。「何のために利用するのか」をはっきりさせます。そしてできれば、「売上を20%アップさせる」「新規顧客を100人増やす」など具体的に設定してください。

  • 顧客の理解

顧客のことを把握しておかなければ、最適なアプローチも考えられません。まずは顧客のイメージを具体化するために、「ターゲット」を設定しましょう。顧客の性別や年齢層などをはじめ、場合によっては役職や好みなども合わせて考えます。

  • プロモーションの最適化

プロモーションとは販売促進のメッセージのこと。ターゲットがイメージできれば、どのようなプロモーションが適しているかもおのずと導き出せます。もし効果が出なくても、プロモーション結果を分析し、改善していけば最適化が可能です。

  • STP分析

STPとは、セグメンテーション、ターゲット、ポジショニングの頭文字をとったものです。市場・顧客・自社について分析することで、自社商品の強みを把握したり、競合との差別化を図ったりできます。採算性の高そうな市場を決めるうえでもよく用いられるマーケティング手法ですから、ビジネスを成功させるためにもぜひ活用したいところです。

  • KPIの設定

KPIは、「重要業績評価指標」とも呼ばれるもので、「目標の達成度」を評価する指標です。マーケティング戦略を練るうえでは、「Webサイトへの訪問件数」や「商品の受注件数」などの目標があります。KPIを設定すると、それがどれくらい達成されたのかが随時把握できるということです。また、顧客満足度のような「定量化が難しいもの」を数値化できるのも特徴。KPIもマーケティングではよく使われる手法のひとつです。

CMSを活用してデジタルマーケティングの効果を高める

CMSとは、専門知識がなくても簡単にWebサイトを構築・管理ができるツールのことです。デジタルマーケティングのうち、特にWebマーケティングの分野では、自社Webサイトを活用した手法が有効。したがって、CMSはデジタルマーケティングにおいてとても重要なツールといえます。

CMSを活用しよう

CMSにはWebサイトのアクセス数につながる機能がたくさんあります。つまり、CMSが持つ機能や連携サービスを上手く活用することで、デジタルマーケティングの効果を高めることが可能です。例えば、以下のような活用方法があります。

  • 「スマホ対応」でスマホからの流入を増加させ、アクセス数アップ
  • 「SEO関連」でスムーズなSEO対策から検索結果上位を狙い、アクセス数アップ
  • 「アクセス解析」でユーザーの傾向を分析し、サイトの改善につなげる
  • 「SNS連携」でコンテンツの拡散を狙う
  • 「多言語対応」で海外からのアクセスを呼び込む

Webサイトはデジタルマーケティングの基本

デジタルマーケティングの手法はたくさんあることを解説しましたが、まだ何も着手していないという場合は、まずは自社のWebサイトの構築から始めてみてください。Webサイトは、デジタルマーケティングにおいても基本と呼ぶべきものです。まずはここを押さえたうえで、ほかのアプローチへと広げていきましょう。

これからのデジタルマーケティング

最後に、デジタルマーケティングのこれからについて解説します。

デジタルマーケティングは増加傾向

近年、これまで自社のWebサイトを持っていなかった多くの企業がHP制作やSNSの活用に着手しています。そして、すでにWebサイトを活用している企業においても、チャットボットや動画マーケティングといった、さらなる活用を進めているのです。このことから、より多くの企業がより多種多様なデジタルマーケティングを活用していくと予想されます。

デジタルマーケティングはこれからさらに重要になる

事実、社会的にも技術の進歩により、ウェアラブル端末やVR、IoTなど、新しいシステムやサービス、コンテンツが登場しています。市場価値があるものはどんどん広がり、参入する企業も増加していくでしょう。そうなれば価格競争からより低コストで利用できるようになります。このようなサイクルで、今後も新たなデジタルマーケティングが追加されていくでしょう。したがって、デジタルマーケティングは今後もますます重要になるはずです。

デジタルマーケティングはITビジネスにおける重要なキーワード

インターネットやスマートフォンが普及し、新しい技術やサービスがどんどん登場している昨今。企業にとってデジタルマーケティングは、ITビジネスにおける重要なキーワードのひとつとなっているということがお分かりいただけたのではないでしょうか。ただ、変化が著しい分野でもありますから、常にアンテナを張っておくことが大切です。上手にデジタルマーケティングを成功に導き、ぜひ会社の成長につなげてください。

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